※この記事はアフィリエイト広告を利用しています。
転職ブログ「転職 de Яe:start」へようこそ!!
この度は私のブログにお越し頂きましてありがとうございます。
初めての転職活動になる第二新卒の方々にとって「職務経歴書」は未知の存在かもしれません。
しかし、転職活動は自分を企業にアピールする大切な第一歩であり、職務経歴書はその第一印象を決める重要なツールになります。
この記事では職務経歴書の基本から作成のコツ、採用担当者に「読まれる」内容にするためのポイントまで第二新卒の方々向けに徹底解説します。
それではHere We Go!!
- 初めて転職活動を検討されている人
- 職務経歴書を始めて作成するが何を書いたらいいか分からない人
- 採用担当者に読まれるポイントを知りたい人
- 書類選考がなかなか通過出来ない人
職務経歴書とは?履歴書との違い

職務経歴書の定義と役割
職務経歴書とはこれまでの仕事の「経験」「スキル」「成果」をまとめた書類になります。
具体的には、企業に「あなたがどんなキャリアを歩んできたか」「どんな価値を提供できるか」を伝えるためのツールになります。
初めて転職活動をする方は「履歴書があれば十分では?」と思うかもしれませんが、職務経歴書と履歴書とでは異なる役割を持っています。
- キャリアの全体像を伝える:これまでの職歴や業務を記載して、どんな経験を積んできたかを明確にする
- スキルや強みをアピール:具体的な成果や実績を交えて、応募職種に必要な能力をアピールする
- 採用担当者に興味を持たせる:読みやすく説得力のある内容で「面接で会いたい」と思わせる
履歴書と職務経歴書の違い
初めて転職活動をする方にとって「履歴書」と「職務経歴書」の違いが分かりにくい場合があります。
履歴書 | 職務経歴書 | |
目的 | 基本情報を簡潔に伝える | 職務経験やスキルを詳細にアピール |
内容 | 氏名、住所、学歴など | 業務内容、実績、スキル |
形式 | JIS規格の定形フォーマット | 自由形式 |
枚数 | 1~2枚 | 1~3枚(職歴の長さによる) |
履歴書は「あなたの基本情報」を伝えるもので、フォーマットが決まっているため簡潔に書く必要があります。
一方で職務経歴書は「あなたのキャリアの物語」を自由に表現できる書類になります。
採用担当者に「この人はどんな仕事をしてきたのか」「どんなスキルを持っているのか」を具体的に伝えるために、詳細な内容が求められます。
職務経歴書が必要な理由
新卒採用では履歴書とエントリーシートが中心ですが、転職活動では職務経歴書が必須となります。
なぜならば転職では「即戦力」が求められるため、企業は以下のような情報を重視するからです。
- 過去の経験が応募職種にどう活かせるか
- 具体的な成果や実績
- 仕事に対する姿勢や価値観
職務経歴書はあなたの情報を整理して伝えるための重要なツールです。
初めて転職する方は「自分にはアピールできる実績がない」と思うかもしれませんが、どんな小さな経験でも書き方次第で強力なアピールポイントになります。
職務経歴書の基本構成とフォーマット
職務経歴書には決まった形式はありませんが、読みやすさと説得力を重視するために下記の構成で作成するのが一般的です。
職務経歴書の基本構成
- タイトルと日付
- 書類の冒頭に「職務経歴書」と明記し、作成日(提出日)を記載します。
- 例:「職務経歴書 2025年4月15日」
- 基本情報
- 氏名、連絡先(メールアドレスや電話番号)を記載します。
- 履歴書と重複する情報は簡潔に。住所などは省略可。
- 職務要約(キャリアサマリー)
- これまでのキャリアを3~5行で簡潔にまとめた「自己紹介文」。
- 例:「営業職として5年間、大手IT企業で法人営業を担当。年間売上目標を3年連続達成し、チームリーダーとして後輩指導にも従事。」
- 職務経歴
- 過去の職歴を時系列で詳細に記載。業務内容や実績を具体的に書きます。
- 新卒から現在までの全職歴をカバーするのが理想。
- スキル・資格
- 応募職種に関連するスキル(PCスキル、語学力、専門知識など)や資格を記載。
- 例:「Excel(VLOOKUP、ピボットテーブル)、TOEIC 850点」
- 自己PR
- 自分の強みや応募職種への意欲をアピール。
- 職務経歴で伝えきれなかった「人柄」や「価値観」を補足。
- 補足情報(任意)
- 趣味、ボランティア活動、キャリア以外の強みなどを記載。
- 応募職種に関連する場合に限り記載。
初めて転職活動をする方でも、この構成に沿って書けば、採用担当者に好印象を与える書類が作成できます。
職務経歴書のフォーマット
職務経歴書には主に3つのフォーマットがありますので、それぞれの特徴を理解して自分に合った形式を選んで下さい。
- 特徴:時系列順(古い順)に職歴を記載。
- メリット:キャリアの流れが分かりやすく、初めて転職する方に適している。
- デメリット:職歴が長い場合、最新の情報が埋もれがち。
- おすすめの人:職歴が短い人、直近の経験が応募職種と異なる人。
- 特徴:最新の職歴から順に記載。
- メリット:直近の経験を強調でき、採用担当者が最新情報をすぐ確認できる。
- デメリット:過去の職歴が目立ちにくい。
- おすすめの人:直近の職務が応募職種と関連が深い人。
- 特徴:職種やプロジェクトごとに経験をまとめる。
- メリット:特定のスキルや経験を強調しやすい。
- デメリット:時系列が分かりにくい場合がある。
- おすすめの人:多様な職歴を持つ人、特定のスキルをアピールしたい人。

初めて転職する方は、編年体形式または逆編年体形式が書きやすいのでおすすめです!
- 枚数:A4サイズで1~2枚が一般的。職歴が短い場合は1枚でもOK。
- フォント:明朝体やゴシック体など、読みやすいものを選ぶ。サイズは10.5~12ポイント。
- レイアウト:見出しを活用し、余白を適切に確保。箇条書きで簡潔に書くと読みやすい。
- ファイル形式:紙で提出する場合は印刷、データ提出の場合はPDFが一般的
職務経歴書の書き方
職務経歴書をゼロから作成するための具体的なステップを解説します。
初めて転職活動をする方でも、以下の手順に沿って進めれば、採用担当者に響く書類を作成することが可能です。
職務経歴書を書く前に、以下の準備を行いましょう。
- 過去の業務を洗い出す:どんな仕事を担当したか、具体的なタスクや役割をリストアップ
- 強みを明確化:コミュニケーション力、問題解決力、計画性など、自分の強みを言語化
- 成果を振り返る:売上達成、業務改善、チームへの貢献など、数字やエピソードで示せる成果を整理
- 求人情報を確認:募集要項に書かれた「求められるスキル」「業務内容」をチェック
- 企業の価値観を理解:企業のミッションやビジョンを調べ、どんな人材を求めているか考える
職務要約とはその職務経歴書の冒頭に書く「内容の要約」になり、職務経歴書の「つかみ」の部分になります。
職務経歴書は過去の実績を詳細に書く関係で情報量が多くなるため、それを短く簡潔にまとめたものが職務要約となります。
採用担当者が職務経歴書の中で最初に目にする項目なので、簡潔かつインパクトのある内容にする必要があります。
- 3~5行でまとめる
- 応募職種に関連するキーワードを入れる
- これまでの職歴の概要と強みを簡潔に記載
例(営業職に応募する場合):大学卒業後、大手IT企業の法人営業として5年間勤務。主に新規顧客開拓を担当し、年間売上目標を3年連続で120%達成。顧客の課題解決に注力し、信頼関係を構築する力を磨きました。チームリーダーとして後輩指導にも従事し、チーム全体の売上向上に貢献しました。
このように、職務要約では「経験年数」「主な業務」「成果」「強み」を簡潔に伝えて採用担当者に「この人の詳細を知りたい」と思わせるのが目的になります。
職務経歴は職務経歴書のメイン部分になり、この項目では過去の職歴を具体的に記載します。
- 会社名・部署:正式名称を記載(例:株式会社〇〇 営業部)
- 雇用形態:正社員、契約社員、派遣社員など
- 在籍期間:年月で記載(例:2020年4月~2023年3月)
- 業務内容:担当した具体的な業務を箇条書きで
- 実績・成果:数字やエピソードで示せる成果を記載
- 使用ツール・スキル:Excel、CRMツール、語学力など
- 具体的に書く:抽象的な表現(例:「営業を頑張った」)ではなく、具体的な内容(例:「月間50件の新規アポイントを獲得」)を。
- 数字を使う:売上、件数、期間、改善率など、数字で成果を示すと説得力が増す。
- 応募職種に合わせる:求人票に書かれたスキルや業務に関連する内容を強調。
- 簡潔さを意識:冗長な表現は避け、箇条書きを活用して読みやすく。
スキル・資格欄では、応募職種に関連する能力をアピールします。
- 関連性のあるスキルを優先:求人票に記載されたスキル(例:Excel、プログラミング、語学力)を強調
- 資格は正式名称で:例:「TOEIC 850点」「日商簿記2級」
- レベルを明示:例:「Excel:VLOOKUPやピボットテーブルを活用したデータ分析が可能」
自己PRは、職務経歴書の中で「あなたの人柄や意欲」を伝える部分。職務経歴で伝えきれなかった強みや、応募職種への熱意をアピールします。
- 具体的なエピソードを交える:強みを裏付ける具体例を記載。
- 応募職種に合わせる:企業の求める人物像や業務内容にリンクさせる。
- 簡潔にまとめる:200~300字程度で、読みやすさを意識
具体例
職務経歴(営業職に応募する場合)
職務経歴書-2「読まれる」職務経歴書のポイント


職務経歴書は単に情報を羅列するだけでは不十分です。
採用担当者に「この人に会いたい」と思わせるために、職務経歴書を作成する際には以下のポイントを押さえましょう。
読みやすさを重視する
採用担当者は多くの書類を短時間でチェックします。
読み辛い書類はすぐにスルーされてしまうため、工夫が必要です。
- 見出しを活用:「職務要約」「職務経歴」「スキル」などの見出しで構成を明確にする
- 箇条書きを多用:長編の文章よりも箇条書きで簡潔にする
- 余白を確保:文字が詰まりすぎないように改行などで適切な余白を設ける
- フォントサイズを統一:10.5~12ポイントで読みやすいサイズに設定する
応募職種に合わせたカスタマイズ
一度作成した職務経歴書を複数の企業に使い回すのはNGです。
各企業ごとで求められる人物像が異なりますので、応募企業ごとにカスタマイズする必要があります。
- 求人票を熟読:求められるスキルや経験をチェックして関連する内容を強調させる
- 企業の価値観に合わせる:企業のミッションやビジョンに共感するポイントを織り込む。
- キーワードを活用:求人票に頻出するキーワード(例:「チームワーク」「課題解決」)を自然に取り入れる。
具体性と数字で説得力を
抽象的な表現(例:「努力しました」)よりも、具体的なエピソードや数字を使うことで「どんな貢献をしたか」が明確になるため、採用担当者に強い印象をを与えます。
NG例:
OK例:
誤字脱字を徹底チェック
誤字脱字や文法ミスは、「注意力がない」「仕事が雑」といったマイナス印象を採用担当者に与えてしまいます。
- 読み直し:作成後、時間を置いてから読み直す。
- 第三者に確認:友人や転職エージェントに見てもらう。
- ツール活用:WordやGoogleドキュメントの校正機能を活用。



自分では間違っていないという先入観がどうしても持ってしまっているので、第三者に確認して貰うのがおすすめです!
よくある質問と注意点
初めて転職活動をする方が職務経歴書を書く際によく抱く疑問や、注意すべきポイントをまとめました。
- 「実績がない」場合どう書く?
-
「目立った成果がない」と感じる場合でも、以下の視点で書けばアピールポイントが見つかります
- 日常業務の貢献:例:「正確なデータ入力で、チームのミスをゼロに」。
- プロセス改善:例:「マニュアルを作成し、新人教育の時間を50%短縮」。
- チームへの影響:例:「積極的な情報共有で、チームの連携を強化」
- 職務経歴が短い場合は?
-
新卒入社後1~2年で転職する場合、職歴が短くても問題ありません。
- 業務内容を詳細に:短い期間でも、どんな業務を担当したかを具体的に書く。
- 学びや成長を強調:例:「短期間で〇〇のスキルを習得し、〇〇に貢献」。
- 意欲をアピール:自己PRで、応募職種への熱意を強く伝える
まとめ


この記事では職務経歴書の書き方や読まれるポイントについて詳しく解説してきました。
本記事を簡単にまとめてみると、下記の通り。
- 職務経歴書とは:キャリアやスキルを詳細に伝える書類。履歴書とは異なり、自由度が高い。
- 書き方のステップ:自己分析→職務要約→職務経歴→スキル・資格→自己PR。
- 読まれるポイント:読みやすさ、具体性、応募職種へのカスタマイズが重要。
- テンプレート活用:初心者でも書きやすいフォーマットを参考に、自分の情報を整理
職務経歴書は、転職活動の「第一印象」を決める重要なツールです。このガイドを参考に、自信を持って書類を準備してください!



また次回の記事でお会いできるのを楽しみにしております
コメント